苦労を美徳とする価値観は、日本人にはとても親しみ深いものですが、世界のスタンダードではありません。
「国民幸福度」ランキングでニッポンの順位が低いのは、幸福であることに負い目を抱き、アンケートに「幸福です」とはなかなか書けない文化の現れかもしれません。
それはともかく、真実の幸福を追求し享受する日々は、苦労に耐えしのぶ日々よりも、自我の成長にとってはるかに生産的です。
しかし「修行」とか「苦行」とは苦労を耐え忍ぶこと。
当然のようにそう考えていましたが、真理に到達した僧侶が、ひとりの例外もなく、深く満たされているのを目のあたりにしてしまったので、解決。
- John Masefield
ghost writer