11.05.2011

買い出し

20分ほど山を下りてマーケットへ。総額505ルピーのうち、260ルピーをチーズ(500g)が占める。


11.05 ghost writer

こんな椅子が欲しい_01

こんな椅子が欲しい。


この椅子があるということは、ここに座る時間があるということ。


11.05 ghost writer

11.05 昼食

Discovery Channelを観ながらダルバート。


11.05 ghost writer

書の教え_55

でも、人間の脳はそうはなっていないね。脳のようにインプットとアウトプットが一対一で決まっていない場合、一方通行の神経情報の伝達だけじぁあダメなんだ。それはわかるかな .. じゃあ、これを一対一でなくするための絶対的に必要な条件ってなんだろう。それは「フィードバック」だ。


ヒトの脳がアウトプットの選択肢を持ち、経験によって学習するためには、コンピュータのプログラムのような一方通行の回路ではなく、信号を枝分かれさせて、一部を上流に戻す回路(フィードバック回路)が必要です。


ひとつの神経細胞は1万の神経細胞に信号を送ります。これを3回続けると1兆個の神経細胞が信号を受け取る計算になります。でも、ヒトの脳には140億しか神経細胞がありません。つまり3回目には自分が発信した信号がほぼ自分に戻ってくるということ。


ところで、脳が例えば言葉を聞いてから理解するまで普通0.3秒かかります。神経細胞が次の神経細胞に信号を渡すのには0.001秒かかる。脳はわずか数百ステップでこんなにも複雑な思考をやってしまっていることになります。


わずか数百ステップの情報処理作業を調べ上げることで「意識」の全貌がわかるかもしれないという話です。


次回、クライマックス。


ー「進化し過ぎた脳」池谷裕二


ghost writer

ランクル

我らがランクル40系。


11.05 ghost writer

師の教え_29

「私は、あなたにもうすでに言ったかもしれないけれども、仏陀は、自分の言葉を、決して、信者として信じろ、とはおっしゃらなかった。仏陀がむしろ強調したのは、探究すること(investigate)することの大切さでした。自分の言うことを鵜呑みにするな。必ず、自分で探索せよ、と。」


「瞑想をするにしても、心の状態にどのような要素と成り立ちがあって、それが実践によってどのように変化するか、ということをきちんと見つめなければ、ただ目を閉じてぼんやりする、ということになってしまいます。」


偉大な宗教家は、相手のパラダイムに合わせたレトリックで、数千年前より変わらない真理を説きます。


出典(茂木健一郎ブログ):http://app.m-cocolog.jp/t/typecast?__mode=individual&blog_id=57893&id=70425300&user_id=55852


ーダライ・ラマ法王


11.05 ghost writer

書の教え_54

個々の魚のやっていることは、隣の魚に近寄ろうとする、でも近寄りすぎたら離れようとする、そして隣の魚と同じ方向に泳ごうとする、この3つの行動だけなんだ。だけど、全体として群れができて、ある一定の方向に秩序を持って進んでいく。これは ..「複雑系」の行動の典型例だ .. 神経細胞も間違いなく「複雑系」で動いている。


神経細胞の、個々の働きではなく全体の働き、つまり「意識」の形成は数式モデル化されようとしています。この本の巻末の「行列を使った記憶のシュミレーション」は必読。


ー「進化し過ぎた脳」池谷裕二 (2004年)


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11.04.2011

11.04 夕食

いつもの食堂でトゥクパ。


11.04 ghost writer

書の教え_53

選択肢の幅が広がる。そうやって学習できる、記憶できる。これら3つの特徴がすべて言葉には備わっているから、言葉というのはまさに「意識」なんだね。


言葉は意識の三定義(書の教え_52)を満たしているから、言葉=意識 というレトリックです。


いやいや意識はこんなに複雑で広がりがあってしかも生身のオレ自身だし、言葉と同じなわけないじゃん。


..と考えるべきではなく、言葉がなければ意識は形成されず、無限に思える意識の機能や広がりも、言語の限界を超えることは出来ない、つまり意識の限界は言語の限界.. と考えるべき。


こんな話をしている理由は、次か次の次あたりで。


ー「進化し過ぎた脳」池谷裕二


ghost writer

11.04 昼食

ESPNを観ながらダルバート。


じゃがいものタルカリ、トマトのアチャール、ダル、白飯。炊きたてのごはんは幸せ。お代わりしたいので夕食ではなく昼食に。


11.04 ghost writer

書の教え_52

1. 表現の選択
2. ワーキングメモリ(短期記憶)
3. 可塑性(過去の記憶)
いいかな、僕にとって「意識」の定義はこの3つを満たすことってわけだ。


先に「意識」の定義のひとつは表現の選択と書きました。定義は全部で3つ。


ワーキングメモリ(短期記憶)とは、数秒から数分程度の記憶。これがないと、複数の音からなる言葉を聞いても覚えられず、複合的な動作も出来ません。


可塑性とは、経験(過去の記憶)によってインプットに対するアウトプットの内容やバリエーションが変化出来ること。


「意識」を、神秘的な何かではなく、機能として語る場合、「無意識」や「植物的反応」や「コンピュータ」と区別するために必要で十分な定義がこの3つです。


ー「進化し過ぎた脳」池谷裕二


ghost writer

11.03.2011

書の教え_51

光の三原色ってあるよね ... この三色の原理って、ずいぶん古い時代から人間はちゃんと知っていた。そして後世に「生物学」が発達して、目という臓器に科学のメスがおりると、なんとまあ、その赤•緑•青の三色にまさに対応した色細胞が網膜から見つかって世の中の人は驚いたんだ。「三色の原理は生物もちゃんと知っていて、それに対応させて網膜を発達させたんだな。人間の目とは、やはりうまくできているもんだなあ」と。
でも、それってそんなに驚くべきこと?だってさ、ほんと言うとこれって当然なんだよ。光というのはもともと三原色に分けられるという性質のものじゃないんだ。網膜に三色に対応する細胞がたまたまあったから、人間にとっての三原色が赤•緑•青になっただけなんだよ。


赤外線や紫外線が見える動物もいれば、赤や青が見えない動物もいます。


三原色をはじめ、人類が発見し共有してきた法則や一般概念は、ヒトの能力で認識出来る情報に秩序を与える試みなのかもしれません。


脳科学者や言語学者が、人類の共有概念からヒトの基本的な認識や情報処理や概念一般化のロジックを調べて、「世界」のほころびを発見する作業はとてもエキサイティングです。


ー「進化し過ぎた脳」池谷裕二


ghost writer

11.03 昼食

ローカル・レストランで「明日から毎日ダルバート食べさせてほしい。午前11時に。120ルピーで。二人前」という約束をしておきましたが、11時に行ったら誰もいなくて扉には鍵がかかっていた。


インド体験済みの渡辺家はそんなことではまったく動じず、15分ほど待ったらおじさんが帰ってきて、ダルバートを料理してくれました。


ほうれん草のタルカリー、トマトのアチャール、ダルスープ、白飯。おかわり無制限。


11.03 ghost writer

ガネーシャ_03

磨きをかけて完成。


11.03 ghost writer

ガネーシャ_02

表面処理を終了し、彫りの甘い部分を手直しする渡辺トモコ。


11.03 ghost writer

ターラ

ターラ菩薩像。本命。


11.03 ghost writer

ガネーシャ

表面未処理のガネーシャを椿油で磨く渡辺トモコ。


11.03 ghost writer

朝もや

なかなか晴れません。


11.03 ghost writer

11.03 朝食

ココナツ・パン、食パン、バナナ、ティーバックの紅茶。


背景には、真っ白にガスった空と洗濯物。ガスの向こうにはヒマラヤ。朝露がすごいので、太陽がのぼるまで洗濯物は部屋干しします。


いい感じの田舎ですが、カトマンズ空港まで15km。ネパールはそういう国。


11.03 ghost writer

書の教え_50

..まずそこに世界があって、それを見るために目を発達させた、というふうに世の中の多くの人は思っているけど。ほんとはまったく逆で、生物に目という臓器ができて、そして、進化の途中で人間のこの目ができあがって、そして宇宙空間にびゅんびゅん飛んでいる光子(フォトン)をその目で受け取り、その情報を解析して認識できて、そして解釈できるようになって、はじめて世界が生まれたんじゃないか。


感動的な文章です。


世界を認識するために知覚器官が出来たという考え方には無理があります。たまたま持ち合わせた感覚器官を使って、たまたま知覚した情報だけで作りあげたものが「世界」です。


ー「進化し過ぎた脳」池谷裕二


ghost writer

11.02.2011

イヌ

写真を撮ろうとしたら、本気で怒られた。


渡辺トモコに反省を促された。


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11.02 昼食

揚げものでランチ。ふたりで104ルピー。


サモサ:10ルピー
パコラ:2ルピー
ヒヨコ豆カレー:10ルピー
ポテトチップス:10ルピー
チャイ:10ルピー


11.01 ghost writer

11.01 夕食_02

11.01 夕食

バクタプルは古都であり、観光地。フォークとナイフとテーブルクロスのあるような外国人レストランがたくさんありますが、「ガイジンってこんな味なら食べるだろうか」という工夫がひしひし感じられるものばかりで、僕たちはそれが食べたいわけではありません。


バクタプルに来てすぐに入ってみたローカル食堂でダルバート(完全定食)をいただいたら、ひとり200ルピー取られましたが、それはあまりにおいしかったので、次の日もう一度行って「お金がないけど毎日食べたいので100ルピーで食べさせてもらえませんか?」と頼んでOKしてもらい、毎日通いました。


今日が最後だったので、写真撮影。お母さんが料理し、お父さんと娘と渡辺家が食べる。献立は、サグ(ほうれん草)のタルカリ(おかず)、ダル、トマトのアチャール、夏みかんのアチャール。お母さんはかなり達人。すごくおいしい。


11.01 ghost writer

瓦屋根

かわら屋根がたまりません。


11.01 ghost writer

11.01 昼食

外国人レストランで、テントゥクとマサラ・チャイ。テントゥクは、チベットのワンタン麺。


外国人レストランでランチ:485ルピー(10%サービスチャージ込み)


11.01 ghost writer