10.22.2011

生活必需品

生活必需品を買いもの。
街の両替商のレート表によると、現在1.00ネパールルピー=1.00日本円


ろうそく:5ルピー
素焼のろうそく皿:2ルピー
マッチ:2ルピー
スチール皿(直径40cm):100ルピー
ティーバッグ(100バッグ):105ルピー
洗剤(約2カップ):39ルピー


ややショッキングな発見。ゴーストライターが知る限り20年前から南インドで洗剤といえば"TIDE"であるが、これもP&Gの製品であった。


10.22 ghost writer

10.22 ghost writer

ローカルのモモ屋3軒に入ってみましたがベジモモがないので、あきらめて外人レストランでオーダー。


ソースは、ゴマペースト、刻みニンニク、赤トウガラシ、クミン、ターメリック、それに酢。


酢とクミン、ターメリックが全部入っているのは、インドにも中華にもなさそうである。


ランチは、モモをふたりで一皿、ダルと白飯を一皿ずつ。久しぶりに必要にして十分な食事。


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書の教え_42

マハラジ:... 問題は、あなたが夢のなかのある部分が好きで、別の部分が嫌いだということだ。すべてを愛すがいい。あるいは何も愛さないことだ。そして不平を言うのはやめなさい。あなたが夢を夢として見たとき、為すべきことはすべて為し終えたのだ。


夢から覚めて、夢のなかの状況や待遇に不平を言うひとはいません。


不平を言わない理由は、夢のなかの出来事が、自分を幸福にしたり不幸にしたりすることはない、と知っているからであり、夢は自分が作り上げたものだ、と知っているからです。


我々にとっての現実が、エゴを脱却した我々に何の影響も与えることが出来ないこと、結局のところ、エゴが整合性を保つために作り上げていた意味の集合体に過ぎないことに、我々は穏やかにゆっくり気づきます。


不平を言わない時間は、我々に確実に成長をもたらします。


ーニサルガダッタナンダ "I am that"


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10.22 朝食

きのう買っておいたパンと梨、インドから持ってきたネスカフェとチョコレート。


部屋で食事をするためのティーバッグとスチール皿は、今日入手予定。


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ニワトリ

ネパールではノンベジが主流なので、ニワトリをよくみかける。


バクタプルは街の建物が全部文化財みたいな古都で、いたるところにニワトリがいる。やることがなくて座っている人もいたるところにいる。


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10.21.2011

書の教え_41


マハラジ:... 夢を超えていこうとする考えそのものが幻想なのだ。なぜどこかへ行かなければならないのか?あなたはただ世界という夢を見ているのだ、ということを悟りなさい。そして出口を探すのはやめなさい。夢があなたの問題なのではない ...


自分の見ている世界が夢なら、目を覚ませばリアルな真実があるはず、と考えるのではなく、居心地の良い夢を丹念に作り上げて、そこに住んでいる自分を発見しなさいということ。


リアルにせよ夢にせよ、世界を動き回る自分のイメージは捨てて、自分のなかに世界があると知ることから始めなさいということ。


このへんから、この本のクライマックスのひとつ(3回くらいに分けてアップ予定)。


ーニサルガダッタナンダ "I am that"


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10.21 バクトプル_03

カトマンズでは300ルピーだった安宿を、900ルピーの高級ゲストハウスにグレードアップ。


本当は1,150ルピーだったのですが20連泊くらいするからと言って安くしてもらった。wi-fiもホットシャワーもあって、なによりもヨガマットを敷くスペースがあって快適。


リシケシュからの移動と狭い安宿で凝り固まったカラダを、ゆっくり時間をかけてほぐします。


写真下の美しい建物が、ちょっと信じられませんが、ゲストハウス。


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10.21 バクトプル_02

予定通り、カトマンズからバクトプルへ荷物をまとめて移動。


いい天気。


リキシャ:100ルピー
バス:25ルピー


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10.21 バクトプル_04

この街にも動物がたくさんいて快適である。


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書の教え_40

質問者:... しかし、病気とその原因の記述がそれを治療することはないのです。私たちが必要なのは、適切な薬です。
マハラジ:原因とその記述は、愚鈍さによる病気のための治療法なのだ。欠乏症が欠如している栄養素を補うことによって癒されるように、人生の病も知的な識別(viveka)と無執着(vairagya)にという薬によって治療できるのだ。


不幸な状況や苦悩や苦痛と向き合って、ひとつひとつ原因を調べて解消することは、ヨガの教えにはありません。


すべての不幸や苦悩や苦痛が、エゴイスティックに構築されたパーソナルな知覚世界のひずみによって生み出されるものだと知り、根本にあるエゴイズムを抹消するために、我々はヨガを行じます。


ーニサルガダッタナンダ "I am that"


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10.20 バクトプル

カトマンズの喧騒と排気ガスを逃れるべく、郊外の古都バクトプルへ。


ファースト•コンタクトの客引きの強引さにヘコんだ後に、優しい人びとが暮らしている美しい街が現れた。


明日、荷物をまとめてここに移動します。


この街で朝陽に染まり、夕陽に染まり、ヨガを行じ、チャイを飲み、ダルと米の簡素な食事をしながら、帰国までの20日間を過ごします。


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10.20 洗濯屋

ぜいたくにランドリーサービス。
明日は郊外の街へ引越しの予定なので、同日仕上がりのエクスプレスで。


洗濯物は常に意外に重い。1.5kgくらいかと思ったら、3kgもあった。


エクスプレス:90ルピー(1kgあたり)


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10.20 朝食

ドーナツと白パンとバナナを買って、昨日と同じ食堂でチャイを飲みながら食べました。


揚げたてドーナツは、あっという間に売り切れる。


カトマンズの喧騒から逃れるべく、今日は10kmほど郊外の街を下見。


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10.19 夕食

マサラ•チャイ大ポット、豆腐カレー、、ベジ•モモ、白飯2皿。


モモは不思議な11個盛り。中華系のモモと、硬派にスパイシーなカレーは、交互に食べるとさすがに混乱する。


砂糖なしチャイをふたりで3杯強ずつ飲める大ポットは、渡辺トモコお気に入り。


ゴーストライターは、夜空の下でゴハンを食べるのが異常に好きである。


夕食:363ネパールルピー(二人前+チャイ)


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10.19 アーサナTV

恐ろしいTV番組を観た。


えらく存在感のあるヨギが、えらくユルいアーサナを次々に演じ、隣に座った僧侶がヨギを見て大笑いしたり居眠りしたり、ステージに上げられたコドモが、やれと言われたアーサナをやったりやらなかったり、どこを切り取っても恐ろしく完成度の低い番組であったが、お笑いではないと結論。バックには"ヨガ"の文字。


ネパール語とヒンズーとサンスクリットは文字がほぼ共通。5ヶ月間サンスクリット語で写経をした渡辺トモコとゴーストライターは、"ヨガ"くらいだと読める。


合掌。


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10.19.2011

書の教え_39

質問者:世界の救済はないのでしょうか?
マハラジ:どの世界をあなたは救いたいのだね?あなた自身が投影した世界だろうか?それは自分で救うがいい。


他人が他人を傷つけている場面に居合わせたら、どう振る舞うべきか? ..というのは、西洋人や東アジア人がヨガを学び始めて、すぐに直面する課題です。


他人の苦悩を含む認識世界は、自分が作り上げたものであり、本質的に救済の対象になり得ない、とヨガは説きます。


あーこれは踏み込み難い。


踏み込み難いので、浅めに踏み込みます。


他人の苦悩は、自分が経験し記憶している苦悩の投影以外のものではあり得ず、生理的嫌悪を呼ぶ残虐な出来事は、少なくともその嫌悪を克服した意識で語るべきです。


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インドの教え_27

「ネパール人は優しいと聞いて油断していたせいもあって、空港の強引な客引きに辟易した。辟易しただけではなくて、ヘコんだ。インドに半年住んで、そんなことはとっくにクリアしていると思っていたのに、出来ていない自分にもショック」


「アイエンガーのクラスでは、ものすごく精密で正解な動きを要求される。そこを勘違いして柔軟さを追求して間違った動きをする生徒が、悪いサンプルとしてデモンストレーションさせられることもしばしば。そういうのはクラス中ヘコむ」


「むかし、インドでアドレス交換した人に日本で会おうって言われて、すごく嬉しかったのに、会いに行ったらアムウェXみたいな勧誘で、まっ暗な気分になって3日くらい立ち直れなかった」


カトマンズの初日は予定を変更して、バックパッカーの集まる街中のフリーク•ストリートへ。夕食時の渡辺トモコとの会話です。


自分に落ち度がなく、相手に悪意もないのにヘコんでしまったときは、いい機会なので自我を分析してみます。


なにが起こらなければ、ヘコまなかったのか?
自分をヘコませた出来事の、どの部分が効いたのか?
同じ気持ちになったのはいつだったか?出来るだけ違う状況で、出来るだけ過去で。


柔らかい風船のような私たちの自我は、周りをぴったり優しく囲まれていると、きれいな球形でいられて快適です。


でも自分も周りの人々も生きているので、押されて潰れそうになったり、苦しいので押し返したり、あきらめて別の方向を押してみたり、ぴったり包まれていると思っていたらスキマがあって焦ったりします。


自我の風船には、遠い昔に作ってしまった「ほつれ」があります。右側にある臓器に気づかないくらい鈍い痛みがある人が、毎晩カラダの左側を上にして眠るように、私たちは「ほつれ」の部分を触らないように生きていて、それが痛ければ痛いほどその存在を意識の奥に閉じ込めて忘れてしまおうとします。


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10.19 カトマンズ散歩

原風景な街並みがかなりそのままで、うれしかった。排気ガスも土ぼこりもそのまま。


ネパールはヒンズー教徒と仏教徒が多数を占める国ですが、ノン•ベジタリアンが多い。何も考えずに外食出来るリシケシュと比べると、少し面倒。


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10.19 朝食

街角のパン屋さんで、揚げたてドーナツ、焼きたてクロワッサン、普通の白パンを買って、そのへんの食堂でチャイとコーヒーを頼み、テーブルでパンを食べさせてもらった。


揚げたて、焼きたてともに、それはそれは美味。


1ネパールルピー=1円。円高ってすごい。


パン:36ネパールルピー
チャイ3杯+コーヒー1杯:100ネパールルピー


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インドの教え_26

インドを出発する少し前に会ったAさんは、地震直後に家族から「海外に逃げなさい」と言われ、そうしました。


やわらかく京都言葉を話すAさんは、私たちのいたアシュラムの3軒隣に滞在中のLouis Ellisのレッスンに参加中。


Louis Ellisはなんとアシュタンガ•ファースト•ジェネレーション。


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10.18 スパイス航空

デリー離陸直後、空の上半分が青色、下半分がくっきりグレーというショッキングなツートーンを見た。


左サイドの窓側に席を取りましたが、ヒマラヤは意外と遠く、先っぽがほんの少し見えただけでした。


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10.18 昼食

デリー空港トランジット•エリアのフード•コートで昼食。


渡辺トモコは中華、ゴーストライターはカレー。


インドでは、料理にかける金額を高くすると、ほぼ例外なく使われる油の量が増える。ターリー•アシュラム(前述)は知る限り唯一の例外であり、素晴らしかった。


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