10.15.2011

シナゴーグ

近所にあるシナゴーグ。


隣の部屋に数泊したイスラエルの女性が式典に誘ってくれましたが、実現しなかった。


あずまやスタイルで快適そうな建物は、数年前までネパール料理屋だったとのこと。


10.15 ghost writer

ラフティング

ラフティングあります。


日差しは熱帯、水はかなり冷たいガンジス河を、1時間弱。
激流になってスリリングな雨期は、残念ながら休業。


ラフティング:300ルピー

インドの教え_25

わたしたちに、本当に悩まなければならない悩みなどありません。


時間は無限にあるし、解決しない苦痛や苦悩はないので。


「苦痛」は、今という瞬間の痛みと、次の瞬間の痛みの想像とから出来ていて、過去に同じ痛みに苦しんだ記憶によって増幅されます。


想像と記憶の部分は、心が完成することで消えます。今という瞬間の痛みは、時間が経てば消えます。


「苦悩」は、想像と記憶だけで出来ているので、さらに簡単。


想像と記憶をコントロールするには、まず自分は何が恐いのか、知る必要があります。なぜなら、私たちの行動と思考は後天的な経験の痕跡に支配されているからです(ヨガでは、先天的な痕跡、カルマの存在を認めます)。


ウシやウマが自分より小さいニンゲンを恐がり、サルが自分より強いニンゲンを恐れないのを毎日見ていると、自分がなにかを恐がり、想像と記憶によって苦悩する気持ちにも必然性がないことが分かります。


完成された僧侶のように、自分を知り抜き、想像と記憶をコントロールして、何ものも攻撃する必要がなくなって、穏やかに満たされて生きましょう。


10.15 ghost writer

荷造り_02

シュミレーション完了。
書籍が増えた分、ちょっと重い。


朝日新聞の反対側に、丸めたヨガマットを一本装着します。


10.15 ghost writer

荷造り_01

怒涛の半年が過ぎ、インド出発まであと3日。
当日に入り切らなかったり、カビが見つかったりするとマズいので、念入りにパッキング•シュミレーション。


荷物は軽く小さく、カバンにスキマを残すのが鉄則です。


10.15 ghost writer

持って来たのに一度も使わなかったモノ_01

日本から持って来たのに、一度も使わなかったモノがやっぱりいくつかあります。


靴(笑)。


B氏にもらった軽量登山靴。本当に一度も履いていない。たまに晴れた日に虫干しするだけ。


東京のアパートを出てから、機内も雨期のインドもクロックスで完全カバー。


10.15 ghost writer

インドの教え_24

タマゴのメタファーのお話です。


カバンにゆで卵をいれて運ぶひとはいますが、生卵をいれて運ぶひとはいません。


なぜでしょう?


a. 生卵のほうが割れやすいから。
b. 割れやすさは同じだが、割れてしまったときの取り返しのつかなさがケタ違いだから。


正解は、もちろんb。


2問めです。あなたが毎日歩いて通う道には川があり、近道には高さ100メートルの橋、少し遠回りの道には高さ1メートルの橋がかかっています。どちらもとても頑丈で、幅は1メートル、長さは10メートルの同じサイズの橋ですが、欄干がありません。あなたが少し遠回りをしてでも高さ1メートルの橋を選ぶ理由はなんでしょう?


a. 高い橋のほうが落ちやすいから。
b. 橋から落ちる可能性は同じだが、落ちてしまったときの取り返しのつかなさがケタ違いだから。


これも正解はb。


行動基準が「不安を感じるかどうか」ではなく「理性がどう判断するか」であると、より遠くまで行けます。


ghost writer

10.14.2011

歯ブラシ

K女史より、大切な歯ブラシのストックを分けていただきました。


しかもサンスターGUMふつう。


GUMふつうがどれほどツボか語り始めるとキリがないので省略。


10.14 ghost writer

10.14 昼食

ピーマン、ニンジン、キャベツのサブジ、ダル、白飯、ネギ入りパランタ。


ネギ入りパランタは、あと生地に出汁を入れればチヂミ。ふわっと美味。


そして朝日新聞(泣)。


朝日新聞がどれほどツボか語り始めるとキリがないので省略。


10.14 ghost writer

10.14 朝食

バナナ、おいしい食パンにバター、カルダモン•チャイ、ラーマ•アシュラム巡礼の日本の方からいただいたお菓子。


インドのバターは塩味が強めでおいしい。


10.14 ghost writer

書の教え_35

マハラジ:身体との自己同一化は幼児にとってはいいかもしれないが、真の成長は身体との自己同一化を離れることにあるのだ。


子供は、文章を話す前にモノの名前を覚え、その前に同じ形をしたモノは同じ名前を持つことを知り、その前にモノに名前があることを知り、さらにその前に「自分と自分以外」という最初の区別を行います。


彼は、何もないまっさらな世界に「自分の身体」という境界線を描きます。


この最初の境界線は、強力なメタファーとなって「自分の意識」という境界線を産みます。自我の成立です。


恣意的な境界線によって整然と分類され、それぞれの部分が分かりやすく恣意的に名付けられた世界は、この自我を基礎として築き上げられます。


オトナになった私たちは、目を閉じて心を鎮め、ひとつひとつ紐解くようにしてこの巨大な建造物を解体し、この世に生まれて最初にひいた境界線、つまり身体と真我の同一化を放棄するに至ります。


ー "I am that" ニサルガダッタ・マハラジとの対話


ghost writer





インドの教え_23

私たちは、豊かな物質も、幸せな出来事も、自分の年齢に関する知識も、それらを持っていることで満たされようとする心も、まったく不要なばかりか真に価値のある生き方を阻害するだけのものであることを知る必要がある。私たちは、自分にとって本当に必要なことを、足し算ではなく引き算によって見つけなければならない。


ー渡辺トモコによるインド総括レポートより抜粋、加筆。


ghost writer




10.13.2011

アドレナリン_02

欲求がむらむら湧いてきたときにも、アドレナリンは分泌しています。


"XXを手に入れたい"
"XXになりたい"
"XXに勝ちたい"
"XXと思われたい"


"欲求のないひとになりたい"
もNG...というジレンマから自由であるために、ヨギは "自分" と "他者" という境界線を否定します。


ghost writer

アドレナリン_01

ヨガは、自分自身をステップにしてそれを上るという、ややこしい作業です。混乱しないためにも、ヨガの行法は、かならず自分の内面を観察することから始まります。


客観的で正確な観察のために、まずアドレナリンの分泌をコントロールします。不必要なアドレナリンが残っていると、自分の内面が濁って見えないばかりか、逆に心が澄み切っているように感じます。そんなときに..


So what?


は、とても簡単に使えて、しかも正確なチェッカーです。日本語では "だからなに?"。


"あの人のやり方は許せない"
"So what?"

"自分がこんな目に遭うのはフェアじゃない"
"So what?"

"おれ(あたし)、間違ってないよね?"
"So what?"


自分のなかに既にある答えを見ないですむように、自分で自分にカバーをしているときの、カバーチェックに有効。


ghost writer

10.12.2011

カメラ目線

牛の目線が欲しいときは、牛の動きに合わせて移動するか、いい位置で立っている牛を探します。


ghost writer

ネームカード

広告入りの無料名刺でもいいから、出会った人々に渡せるネームカードを作ってくればよかった.. と思いながら、コピー用紙でそれっぽいものを作りました。


いま思い出した。出家して名前が変わるかもしれないし名刺はいいや、と考えて作らなかったのでした。


10.12 ghost writer

書の教え_34

質問者:なぜ人生はこうも矛盾ばかりなのでしょうか?

マハラジ:それが精神的な自尊心を打ち破るのを助けるからだ。私たちはいかに弱く、無力であるかを悟らなければならない。自分自身はこう在り、知り、行為すると想像し、惑わされているかぎりは、私たちは悲しくも苦境にいるのだ。ただ、完全な自己否定のなかにのみ、私たちの真我を発見するチャンスがある。


「それ」は、「人生における矛盾」。翻訳の翻訳だからか論理がてれこですが、「人生の出来事が自尊心を打ち破るのを助けるから、人生は矛盾ばかりである」という意味。


そもそも自尊心、もっと根源的には自己が存在して欲しい、という欲求が、否定されるべきものです。


ー "I am that" ニサルガダッタ・マハラジとの対話

満月

やっぱり写真に撮ると満月に見えない。


10.11 ghost writer

10.11.2011

光速で出世_02

"気をつけて帰ってな。11月の終わり大阪行くかもしれない"


10年くらい前にルームメイトだった大阪弁を完璧に話す北欧人からのfacebookの書き込み(原文のまま)。現在は経済系EUシンクタンクのトウキョウ•オフィス勤務。


イチバンのぶっちぎり出世頭は、同じアパートでルームメイトであった日系米国人のムラカミくんで、米国外交官。


ghost writer

10.11 昼食

サトイモのサブジ、ダル、チャパティ、白飯。
サトイモ美味。


10.11 ghost writer

落花生

先週から出回っている落花生は、50グラム買って5ルピー(約8円)。ふたりで食べて、やや多過ぎるくらいの量。


日なたで大変なのに、少額でも気持ちよく売ってくれたおばさん。


10.11 ghost writer

光速で出世_01


ゴーストライターには、光速で出世していったトモダチがなぜか少なくないのですが、そのひとり、バンクーバーで私の同僚、トウキョウで某東証一部上場企業CEO、現在シャンハイで求職中というダイナミックなBさんからメールをもらいました。

"機会があったらぜひ中国にいらっしゃい。Facebookとツイターは中国当局の規制によって現在使っていませんが.."

それなりに知っているつもりでしたが、ナマの声で聞くとショッキングです。

10.11 ghost writer






屋上

結局インド滞在のほとんど、5ヶ月強を過ごすことになった mangalam yoga peeth は、ガンジス河に迫る山肌にあって、屋上からの眺めがとてもきれいである。


インドでは、なにもかもが荒々しくむき出しで、外国からの旅行者は一瞬にして疲れ切ってしまい、とげとげのエッジがとれて風景が優しくなる夜明けや夕暮れには、理由も分からないまま涙が出たりします。


「なにもかも」は間違い。自然はそもそもむき出しなので、僕たちがそう感じるのは、人間がむき出しだから。僕たちが疲弊するのは、自分の中身を洗いざらい並べて見せられているからです。


10.11 ghost writer

10.10.2011

書の教え_33

マハラジ:何の違いもない。あなたのアプローチが間違っているのだ。助けるべきほかの人びとはいない ... なぜなら彼がすべての人だからだ ... 世界から分離していると考えている人に世界を助けさせればいい。


西洋思想におけるタブーである "他者を救済しない" 態度について、後世の聖典解説書や指導者たちは、アレルギー反応を避けるべく、慎重にこの部分に触れます。


"救済するべきか、しないべきか" という疑問は、世の中のほとんどの疑問やジレンマが上位の概念によって吸収されるように、救済されるべき他者の存在が絶対的主体に吸収されることによって、あとかたもなく消滅します。


ー "I am that" ニサルガダッタ・マハラジとの対話

牛糞


むかしのインドではかなり良く見かけましたが、今回の滞在では初めて見た。


牛糞は、30cmくらいの円形にまとめて、天日干しして、燃料になります。


10.09 ghost writer




スパイス屋

道端のスパイス屋で、"TOKYO" という名のなにかを発見。中身はカルダモン。


量り売りは、シナモン、クローブ、メース、etc.


10.09 ghost writer

爬虫類

体長約30cmの爬虫類に出会った。


眼球の動きや、背中のとげとげの感じがひょっとしてカメレオンか?と思わせますが、渡辺トモコによると、多分違うとのこと。


10.09 ghost writer