7.26.2011

インドの教え_06

海外でニッポンのことを話題にするときに、出来れば触れないようにしているのは、「過労死」と「女性専用車両」。


澄んだ目で "why?" と訊かれるのは、とてもつらい(笑)。


「日本では、自分は目上のヒトにちゃんとツカエている、ていう意識が強力にアイデンティティを支えます。日本の文化では、ある種のアイデンティティフィケーションが自らの生命に優先することを、美徳とするケースがあります」
「日本人はみんなボスが大好きなの?」
「全然そんなことはないです」
「過労死した人のボスは、生命を捧げる価値がある存在だったの?」
「そうじゃないことも多いはず」
「?」
※個人差があります。


インドは熱帯ですので、もちろんたっぷりシエスタあり。時間の流れはパパラギ的。
※宗教によって差があります。


「電車でチカンに触られた女性は、なぜチカンをアキューズしないのですか?」
「目立つのはイヤだし」
「?」
「周りのヒトが助けてくれないかもしれないし」
「??」
※個人差があります。


デリーの新しい地下鉄には、「女性専用車両」があります。ただし、チカン対策ではなく、「席ヲ同ジュウセズ」的施策。


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