10.22.2011

書の教え_42

マハラジ:... 問題は、あなたが夢のなかのある部分が好きで、別の部分が嫌いだということだ。すべてを愛すがいい。あるいは何も愛さないことだ。そして不平を言うのはやめなさい。あなたが夢を夢として見たとき、為すべきことはすべて為し終えたのだ。


夢から覚めて、夢のなかの状況や待遇に不平を言うひとはいません。


不平を言わない理由は、夢のなかの出来事が、自分を幸福にしたり不幸にしたりすることはない、と知っているからであり、夢は自分が作り上げたものだ、と知っているからです。


我々にとっての現実が、エゴを脱却した我々に何の影響も与えることが出来ないこと、結局のところ、エゴが整合性を保つために作り上げていた意味の集合体に過ぎないことに、我々は穏やかにゆっくり気づきます。


不平を言わない時間は、我々に確実に成長をもたらします。


ーニサルガダッタナンダ "I am that"


ghost writer