9.01.2011

インドの教え_17

日本人は、LとRを言いわけることが困難です。


聴き分けることは、もっと困難です。


人間は、フレーミングされていないモノやイメージを、知覚することが出来ません。


「フレーミング」は、「意味を与える」と言ってもいいし、「名前を与える」と言っても構いません。


「ジブン」と「ジブン以外」、「仲間と「敵」、「食べられる」と「食べられない」から始めて、人間は世界をどんどん分割して、意味=名前を与えてきました。


これが我々が見ている「世界」です。


この恣意的ワールドの中で生きて、死んで行くことは、一見何の問題もないように見えますが..


..ニンゲンが「生きるために」始めたフレーミングには、エゴが含まれます。エゴのないところに、意味付けは発生しなかったのです。


エゴによって、強いバイアスが加わった認識世界は、ゆりかえし的にニンゲンに苦悩を与える運命にあります。


ghost writer