10.01.2011

書の教え_31

"身体との自己同一化は幼児にとってはいいかもしれないが、真の成長は身体との自己同一化を離れることにあるのだ。"


コドモは、さまざまなモノの名前を覚え、同じ形をしたモノは同じ名前を持つことを知り、その前にそもそもモノに名前があることを知り、さらにその前に「自分と自分以外」という最初の区別を知ります。


身体や自意識が「自分」、という認識を否定出来ると、とんでもなく自由でクリアな状態が広がっていますが、それは私たちをぎゅっと守ってくれているエゴを捨てることなので、簡単ではありません。


でも、最初の区別を行う前の意識を想像することで、「出来るかも」という気持ちになれそうです。


ー "I am that" ニサルガダッタ・マハラジとの対話