10.27.2011

インドの教え_28

"世の中に矛盾を感じたら、それは自分のなかの矛盾ではないかと考えてみる"


現象界であれ、宇宙であれ、存在するあらゆる物事は、バランスがとれている状態でのみ存在出来ると考えるべきです。


自分の外部にアンバランスや矛盾を感じるのは、知覚に偏りがあるからですが、それが知覚というエゴイスティックな働きである限り、偏りは必ず存在します。


視点が低過ぎて、世の中の矛盾が気になってしまうときには、これ以上はないくらい高い視点、たとえば宇宙人の視点を手に入れてみることも、ひとつの解決方法です。


地球が青く見えるくらい高い位置から見下ろすと、あらゆる事象は宇宙の美しいバランスのためにあり、アンバランスに見える細かい動きは、微調整のための振動のようなものです。


10.27 ghost writer