6.12.2011

日本には禅があるのに、なんでヨガを勉強するの?

..と座学の先生(V師)に訊かれた。
V師は、K女史と一緒にMangalam Yoga Peeth に住むヨギであり高僧であり、以前にS.アシュラムでアーサナを教えていた人であり、彼の生徒だった人達が何人もリシケシュでヨギとしてスクールを持っていたりする。

リシケシュのヨガ•スクールは1レッスン100〜200ルピー。どこも太陽礼拝をちゃんとやるので、汗だくになることもあります。オフィシャルな認定のある教師養成コースなんかだと、ずっと高額。

V師は、僧なので、座学にもアーサナにもお金を取りません。本来、ヒンズー教や小乗仏教の僧は、お金を数えてもいけない。

師がいつも教科書にはさんでいる絵葉書に「◯ これくふて茶のめ」と書いてあって、初日に「どういう意味?」と師に訊かれたときは、なかなか字が読めなかったこともあって(識字率100%という日本人の偉業にヒビを入れた瞬間であった)、「◯はジャパニーズ•スィーツのシェイプで、実物はないけど、絵を見ながらお茶飲みなさい、という意味」というような答えをしましたが、後日彼から禅の話が出て後悔した。

アーサナがやりたかったからヨガを始めました。禅にアーサナがあれば禅を勉強することになっていたかもしれない、と答えた。これは真実。

アーサナがヨガのほんの一部(覚醒するために瞑想するために座るための準備運動です)に過ぎないことは知らなかった。

二枚目の写真は、コメツキ虫。日本のより大きい。本文と全然関係ないですが、色合いが一緒なので。

6.12 ghost writer