6.10.2011

ムルギ

ムルギはニワトリの意味。

動物名も食材名もムルギ。
ムルギとムルゴのどっちかがオンドリで、どっちかがメンドリだった気がしますが忘れた(地方や方言によってバリエーションあり)。

オートリクシャでムルギを持ったおじさんと乗り合わせた。このあたりでは、かなりめずらしい光景。

ムルギは、逃げないように、羽根の筋肉を切られて、足を縛られて運ばれます。停電ばっかりで冷蔵庫があてにならないので、料理する直前まで絞めない。

リシケシュはヒンズー教の聖地なので、肉食はレストランを含めて原則ゼロ。鶏卵もまったく見かけない。ケチャップはありますが、マヨネーズはない。ムスリムの人もまったく見かけません。

デリーなんかだと、卵と食パンを使ったフワフワの朝ごはんが屋台で売られていて、とてもおいしい。リシケシュでも、乳製品は可。おいしいチャイをいただけます。

ここでは、狂犬病が少ないのか、野良イヌをいじめる人間がいなくて(イヌが人間を見る目とか態度でわかる)、気持ちがやすらぐ。都会では、間違っても人間を攻撃しないように、仔犬のときからいじめ抜く。狂犬病は恐ろしいので(東京では残らず処分してしまった)。
合掌。
6.10 ghost writer